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コンセプト

足掻く:活路を見出そうとして必死になって努力すること。
安全ピンは努力の象徴。
他者に針をむけるのではなく、ウチに秘め、留めるもの。
真鍮は欲望の象徴。
磨けば金のように輝き、放置すれば錆びつく。
つまり真鍮の安全ピンとは、欲望ギラギラの努力の象徴。

欲が強すぎる努力はぐるぐると時に空回る。しかし、だからこそ細胞が本能に自然ととけ込んでいく。
リアルだからこそループする感情。
その中に確かに芽生え始めた結晶。

交錯する努力の帯。もどかしい。
その中で一点すべてのラインと交わっているところがあることに気づく。
そこが膨れ上がって丸い玉になっていく。

自分が何がしたくて、どうすべきなのか。
考え足掻きながら、自分が真に求める一点を見いだし、希望を生み出す。

今まで何度か安全ピンで作品を作ってきました。
安全ピンは根性論の強い私にとって特別なモノ。
30歳を約1年間生きてみて今、私から出てきた安全ピンは真鍮でできていました。
リアルがこんなにも近く、鮮明で、繊細。
それでも描くことを諦めない。あがくなら今なんだ、今しかないんだと、
本気のあがきの中から、本気の自分になろう。
30代は面白そうだと思えた作品です。

素材:真鍮brass
サイズ:33×27×25(cm)
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